時代に追いつくMining Log

マイニングが流行ってから一足遅れて世界に飛び込んだ人の日々の記録と成長を記録していきます

とりあえずの安定とchiaの現状について、また今後の課題

初めに

最近はずっとハードウェア面での安定稼働を目的としてずっといじくり回してました。それがとりあえず安定してきたのでやっとこさ記事に出来ます。

現状

現状、plot作成は2機をずっと回しています。また、別にhpoolのマイニングソフトを常駐させているPCを1台置いてあります。
マイニングPC
AMD athlon 220GE
DDR4 8GB

1機目
Ryzen5 2600 6C12T
DDR4 16GB
temp1:1TB HDD
temp2:1TB nvme

f:id:takaindex:20210617112939j:plain

2機目
Xeon E5 2620 v4 * 2
LRDIMM DDR4 128GB
temp1:SSD 256GB * 2 RAID0
temp2:RAMDISK 110G

f:id:takaindex:20210617112954j:plain

こんな構成で回しています。両方ともmadmaxで回しており、Ryzen5の方は空き容量が多めのディスクに対して余裕を持って作成してもらい、Xeonの方で最後数plotの容量調整を行ったり、調整が終わったらRyzenと同じディスクに作成したりしています。

現状70plotほど作成し、1plot作成平均時間は以下のような感じになっています。
Ryzen5:13000sec
Xeon*2:3600sec
大体3時間半と1時間ですね。1日あたり大体30plotの作成が可能です。ただ、実際はディスク操作をしている時間やファイルを動かしたり整理したりしている時間があるため、25~28plotで止まっています。

HDDは1番tb単価が安めの4tbHDDを使用しています。ただ、マイニングに使っているマザーボードSATAポートが4本しかなく、OS用SSD128GBと4TB*3で埋まってしまいました。増設が急務です。

現状投資額はchiaにしか使えないような機材のみで62,000円ほどです。1日のhpoolでの報酬は0.0017XCHほどなので、50円ほどですね。報酬量はかなり下がってきてしまっています。まあ仕方ないと言えばそうなのですが、HDDの変動費が現状18,000円程度、空き容量をplotファイルで埋めたとして報酬量が60円ほどと考えると元を取るのに300日ほどかかってしまいそうです。かなりしょっぱいですね。だからといって報酬量が上がる訳でもなく、diffが下がることを祈るしかないですね。
最近米アマに中古HDDが流れ始めたらしいので、一部層は撤退を始めているっぽいです。そりゃそうなるわと言った感じです。公式poolもリリース延期が長く、madmaxの開発によりchiaはベンチマーク大会状態、ネットスペースは増加速度が上がっている状態です。ちなみに、海外で1plot最速作成記録は15minらしいです。爆速ですね。機材の金額計算したら250万円を超えていましたがXeon Gold2個ってなんじゃい。

RAMDISKでハマったこと

積んでいるメモリーは128GBです。RAMDISKで110GB取られます。OSで数GB持ってかれます。phase1で32thread動かすため15GBほど持ってかれます。結果メモリー容量はかつかつです。
その状態でmadmaxにて連続plot作成をするとどうなるでしょう。1個目のplotファイルが作り終わりコピーの作業をしている途中に2個目のplotファイルを作り始めます。ファイルのコピーはバッファとしてメモリーを使用します。メモリーが足りません。Ubuntuが処理落ちします。
この原因を突き止めるのに何時間かかったことか。madmaxが強制終了するんです。ひどい時はUbuntuが落ちてマウスカーソルしか動かなくなります。操作は受け付けません。

悩んだ挙句、解決策としてはbucketsを128から256にあげてplot作成側の使用メモリを下げました。これでなんとか128GBで連続作成が安定しています。plotファイルも問題なく使用できています。

今後の課題とどうすべきか

とりあえずはportable plot待ちですね。ただ、hpoolとmadmaxは一時的にでも使えなくなるタイミングが発生すると思うので、そのタイミングでどうしようかと未だに悩んでいます。一旦は公式plotterで作成するタイミングが出てくると思います。その際はまたそれに関して書きます。hpoolの出金条件もありますし、少しhpoolに囚われることになりそうです。容量増やしすぎるとportable plotの作成に時間かかるしなぁ。
SATAポート不足に関しては、PCIe拡張カードを使用してSATAポートを増やすか、USB3.0でHDDを外付けマウントするか悩んでいます。電源ユニットの容量の関係もあるので、結構悩ましい所です。今後どこまでHDDの量を増やすかによっても変わってくるので。
また、HDDの発熱もやばくなってきました。HDDのマウントトレイも作成しなきゃいけなさそうです。ただ、今3Dプリンターのフィラメントが湿ってしまっているので、新しいフィラメントを買わなくてはいけません。そこら辺も考慮して早めに対策をしなければ。

最悪の場合ですが、chiaの報酬量が投資額の回収を見込めないと判断した場合は撤退の可能性もあります。あまり考えたくはありませんが、流石にネットスペースとdiffが上がりすぎです。まああまり撤退は現状考えてはいません。chia miningが面白そうだとまだ思えているので。

結局は心を無にしてHDDを買い、plotファイルを無限に作成し続けるだけっぽいですね。GPUマイニングの頃に比べたら部屋の気温もそこまで高くならず、消費電力も100V電源で済んでいるのでかなり良心的に思えます。とりあえずは100TBを目標に据えてHDDを探して巡ってみます。chiaから撤退した時に100TB分のHDDなんてどうしよう。

それではまた。