時代に追いつくMining Log

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chia-monitor公開

chia-monitorについて

chia公式のGUIにおいてplotファイルの管理や現在の空き容量、plotファイル数の合計などの把握が一覧では見ることが難しく監視がしずらいという点から作成をしました。GUIや表示項目に関してはhpoolのMiningToolを参考にしています。

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また、このツールは現在Windowsのみの対応となっていますが、今後Linuxに関しても対応していく予定です。ちょっとディレクトリ構造が違うせいで分岐が書けてなくて。

github

github.com
こちらにソースコードコンパイルしたexeの両方を公開しています。使用する際はmain.exeをダウンロードしたのち実行して頂ければ使用することが出来ます。また、ソースコードも上げているため、実際にcloneして使いやすいように改変して使用して頂いても構いません。その場合の環境構築などはサポートしていませんので、python3やpipのインストールなどは各自やっていただくことになります。

ツールの表示項目について

基本的にplot数の取得はchiaコマンドから取得できないため、ディレクトリに直接アクセスして.plotの拡張子を元にカウントしています。そのため、ダミーファイルなどでplot数などは簡単に偽装出来てしまいます。Twitterなどでのplot数自慢などを参考にする際はCapacityなどと比較しながら確認してください。また、このソフトでのplot数カウントに関してchia plots checkは走らせていません。そのためInvalid扱いになっているplotもカウントしてしまいます。実際にchia側で弾かれているかどうかはchia公式のツール側で確認してください。

上部ボタン類について

基本的に使用方法などはgithubのREADME.mdに書いてあるのですが、Add Dirはディレクトリの追加、Delete Dirは選択中のディレクトリをchiaの登録から削除する、reloadは画面更新です。
画面更新に関しては起動後120秒ごとに自動で行っていますが、手動更新を行いたい場合は使用してください。

このツールについて

ここからは作成に関するお話です。
chia公式のソフトがplotファイルが多くなってきたら滅茶苦茶見ずらいという事がきっかけで作り始めました。というか、hpoolのツールに慣れたらchiaが使いずらく見えてきてしまって。ただ、基本plotファイルは他のPCで作成するし、plotファイルを保管しているPCで確認することはplotファイル数と空き容量ぐらいだなと思い、出来るだけコンパクトに、かつ表示量を十分量確保でき、chiaのコマンドもショートカットとして走らせられるように作成しました。
なんか昔GPUマイニングの時も支援ツール系を作成した記憶があるのですが、あれはJavaだったので、今回はpythonを用いて作成しました。というのもchiaがpythonだったのでpythonで作成すれば他の人たちも簡単に使用できるかなといった気持ちでした。
実際作成して動作させてみるとそこそこ悪くない感じでした。ただAdd directory関係はどうやらGUIでのchiaとCUIでのchiaが別管理で動いているらしく、若干挙動が変です。まあでも、変な追加のされ方はしないので問題ないのですが。

基本的には追加削除は補助的な機能として実装しており、メインの機能はplotファイル数と空き容量が常時監視できるといった点です。特にばらばらの容量を使って複数台接続している人はこれを使用すると監視やplotファイルの登録先などが分かりやすいのではないでしょうか。自分は分りやすくなりました。

端っこに適当に走らせておくぐらいの画面サイズで納めたかったので、情報量もいい感じに削りました。まあ、hpoolの物と違ってscan関係の項目を表示しなくてよかったのでその分コンパクトになったといった感じです。


もし何か不具合や実装して欲しい機能などがあればここのコメントやTwitter(@micomico_tisaki)に連絡を頂ければ参考にします。なんなら「使いやすかった」から「クソソフトだ」まで色々な感想もお待ちしてます。改良していくのにあたってのモチベーションになりそうです。

それではこの辺で。ではまた。