ethOS 1.2.6リリースとアップデート内容
3日前ぐらいに、ethOS1.2.6がリリースされました。今回のアップデートは内容的にもそこそこ嬉しいものですね。
まず、今回のアップデート内容を一通り書いていきます。
・Radeon用マイニングツールclaymore-xmrの追加
・GeForce用マイニングツールdstm-zcashの追加
・ethosdistro.comのパネルや電圧履歴を見られるように仕様変更
・マイニングツールの一括アップデートコマンドupdate-minersの追加
・コンフィグの一括リセットコマンドreset-configの追加と変更
・コンフィグファイルの引数にrigpool1,rigpoolpass1,wallet/rigpool2,rigpoolpass2とラグごとのプールやパスを設定可能に
・コマンドnvflashの追加
新規追加機能はここら辺です。バグ修正にglobalfanコマンドがGeForceにうまく適用できない例があったらしく、そこを修正したなどです。
詳しく見たい方は、http://ethosdistro.com/changelog/ で原文を読んで下さい。
正直、btcの分岐でbtgが出来てからequihashのマイニングが流行り始めて、今までewbf-zcashしかGeForceでのequihashマイニングツールが無かったのですが、BitCoinGold用のツールがそのまんま流用出来るため最適化がより進んだツールが増えて来て嬉しい限りです。
まあ、あいも変わらずzcashをマイニングしているのですが。
実際にアップデートをしてみました。
今回は出先でsshからアップデートです。
ssh接続して、定番のコマンドsudo ethos-update && sleep 5 && rを打ち込みます。
ちなみに、このコマンドの実行前に再起動をしておかないと怒られます。自分はそれで怒られました。
実行すると、アップデートしてるから待ってねと言われます。
この時点でsshは切っても大丈夫ですが、ちょっと心配だったので繋いだままにしていました。完了するといきなりssh接続が切れます。そりゃ、コマンド的に終わったら5秒後に再起動するんですもんね。
無事再起動が終わるとちゃんとバージョンは1.2.6になっていました。
1番上に書いてありますね。
所要時間は10分程でした。前回のアップデートよりは内容が少なかったので早かったですね。
特にハッシュレート向上などは有りませんでしたが、他のツールが使えるようになるとなるとアップデートする方は十分にありますね。
自分的に1番怖いのは、OSを入れているUSBが8Gなので、容量的にいつか超えるんじゃないかというところぐらいです。
近々もう1つのツールでのハッシュレート比較もしようと思います。また、ethOSにマイニングツールを導入するというのもやってみたいので、そこら辺も出来るようになれたら良いなと思っています。
今回の記事はアップデートをしましたというだけで終わろうと思います。また何かあったら書いていくのでよろしくお願いします。
ではここらへんで
ではまた
近況報告や今後について
最近仮想通貨の相場が荒れてて記事を書く暇がありませんでしたが、やっとひと段落ついたので書こうと思います。
主に荒れていた原因としては、btgの正規サービスの開始や、BCHの分岐発表、トドメにb2xの分岐中止の発表などですね。正直、b2xの分岐を収益を増やす契機にしようと思っていたので、ここにきての中止は結構痛手でしたが、まあある意味安定が早くきたので助かった面もあります。これ以上荒れると疲れが増すだけなので。
btgの正規サービス開始に伴って、マイニングをZcashからbtgに変えようと思っていたのですが、あまりマイニングの収益は変化がなさそうなので、rigの設定はそのままnanopoolでZcashをマイニングしています。
また、一時的にNiceHashでのequihashの収益が倍以上になるという状況が今日の昼頃にありました。ただ、それも1時間程度で終わってしまったので、一時的にproxyをNiceHashに変えましたがまた戻しました。あんまり目立った収益は見込めなかったので。
ただ、これをきっかけに、ethOSでのNiceHashの繋ぎ方をマスターした感じはしました。そんなに実は難しくなかったですね。
他には、btcの分岐中止に伴う大暴落に関して、一時的にCoinCheckに入っている残金をRippleに移しました。あの乱高下にはついていけなかったですね。本当はZcashにしたかったのですが、Zcashも最高値を更新し続けていたので、どうしようもなかったです。偶然いつもと同じような価格を出していたRippleを選びました。あの仮想通貨は他の通貨と違って、半分ぐらいは中央で価格を調整していると記憶していたので、そんなに乱高下はしないと思います。
一時期CoinCheckの総資産は11万まで行っていたのですが、btcの大暴落に巻き込まれて87000円まで落ちてしまいました。まあでも、今のbtcの価格なら75000円まで落ちてもおかしくなかったので、なんとか損失を抑えられたと思います。
現在、BCHの大暴落と、それに伴うその他アルトコインの上場が起こっています。特にZcashは韓国だったか中国だったかの発表で再び最高値を更新し続けています。今保持しているzecを逃してもいいのですが、結構zecの相場には信頼を置いているので、今の所その予定はないです。
jaxxの方では、総資産は78000円ほどなので、合計で16万ほどの収益が出ています。案外順調に投資分を回収できています。現在の総投資がおよそ58万ほどなので、相場の上下をざっくりと考慮に入れると大体あと半年ほどで回収できそうです。
今回の乱高下でもう少し収益を出せていればと思いますが、まあ仮想通貨取引をメインにやっている訳ではないので、十分でしょう。
現在は、1070Tiを含めたGPU12本で、4800sols/sほどのハッシュレートでマイニングを行っています。大体5万/monthほどです。
近況報告はこれぐらいですかね。
ここからは今後の予定についてです。
とりあえずZcashをメインにマイニングをしていき、たまにICOのマイニングをしていく予定です。面白そうな仮想通貨を見つけたらちょっとプロファイルをいじっていく予定です。
GPUに関しては、相変わらず安いのを見つけたら買い足していく予定ですが、あまり最近は見つからず追加購入できていません。秋葉原に行く時間もそんなに取れていないので。
他には、GeForceのVoltaが一般家庭用のモデルとして2000番台を作っているので、発売されたら一通り全モデルを購入してベンチマークを取ろうと思います。今はマイニングを行なっていますが、元々の趣味は自作PCのそれに伴うベンチマークの取得なので。その時にはハッシュレートが多分1万を超えると思います。発売までに50万円ほどを集めなければいけないので、その分ぐらいはマイニングで集められたらなと思っています。
次に、周りの投資家や企業経験者などのツテをたどって、マイニングファームの案件が色々降ってきています。それに関して企画書や試算を行なっています。もしかしたらマイニングに関して起業するかもしれません。これに関してはまだ確定した内容が少ないためあまり書けませんが、自分自身面白い方向に進めたらなと思っています。また、これに関して、マイニングに関する小物や使いやすい物を作っていけたらと思っているので、心の片隅ぐらいで期待しといてください。
マイニングに関してはこのへんまでです。ここからは、自分のPCに関して最近やったことをただただ綴っていきます。
一番大きいのは、BenQの240Hzモニターを買いました。オーバーウォッチがすごい快適にできます。感激しましたね、あれに関しては。
でも、1080Tiひとつで、4KとFullHD2枚繋ぐと240Hzがメモリの関係上出なく、年度末ごろにメインPCの増設を行う予定です。予定では1080TiのSLIにします。それに伴って本格水冷の配管変更をしようかなーと。多分配管変更をしていると、マザーボードやCPUも変えたくなって、CoffeeLakeに変えると思います。現在マザーボードはMAXIMUS VIII HEROを使っているのですが、もうそろそろ型落ちになってきたので丁度いい機会だと思います。それに伴って、マザーボードとi7 6700kに適当なGPUを刺してゲーミングPCとして出品か知り合いに売りつけようと思います。丁度モニターも余っているので、全部セットでそこそこの値段で売れそうですね。そのお金はマイニングにいく予定です。
自作PCからここまで趣味として色々できていることにとても楽しさを感じているので是非とも仮想通貨は将来的に伸びて欲しいと思っています。
最近このブログの閲覧数も伸び、コメントもかなり付くようになってきて非常に嬉しいです。今後ともよろしくお願いします。
それではこのへんで
ではまた
Palit 1070Ti ベンチマークについて
とうとう日本でも発売しました!1070Tiです!
今回のモデルは、GeForceから1070Tiのスコアが1080を超えないようにオリジナルモデルのOCが制限されています。そのため、基本的には特にオーバーチューンしない場合はどのモデルでもハッシュレートは変わらないはずです。
そのため、最安値であるPalitのモデルを秋葉原で深夜販売が行われたので買いに行ってきました!
価格は59,940円です。他のモデルだと60,000を超えているので、かなり安いですね。
Palitはいつもバルク品でしか出会っていないので、新品は多分初めての購入です。今後ともよろしくお願いします。
付属品はCD-ROMと薄い冊子が一冊で、特に補助電源用コードなどは付属していませんでした。
前後と側面の写真も一応上げときます。補助電源は8pin1つで、2スロットサイズ、いつものツインFanで、出力端子はいつものDVI・HDMI・DisplayPort×3です。
いつもと比べても特に変化はなく、感想としても、Palit可愛いぐらいしか出てきませんね。
とりあえず、いつものように固定しました。もう固定するスペースが無いので、次のrigフレームを考え始めないといけませんね。
とりあえず適当に配線して起動してみました。
一発で認識してくれるのには本当に助かってます。
名前が表示されていないのが1070Tiですね。どうやらモデル名はまだCUDAドライバーに登録されていないらしいです。
ethOSの方では名前の代わりな通し番号が書かれました。まあ、分かるから良いんですけどね。
そして、皆様が気になるであろうハッシュレートの方ですが、
PL無しでこんな感じでした!!!
GPU04が1070Tiなので、消費電力が180W前後でハッシュレートが
460sol/sでした!
本当に、ちょうど1070と1080の間に収まっています。原価もそのレベルなので、本当に微妙な感じですね。
取り急ぎこの程度だけメモをしておきます。またちゃんとチューニングをして効率が上がったらその分もデータを取って記事にしようと思います。
興味があって買おうと思っている方は是非参考にして下さい!!!!
それではとりあえずこの辺で
ではまた
ネットワーク問題の解決と今後について綴った記事
えっとですね、ネットワークの問題について解決しました。原因についてですがかなり初歩的で記事にするのも恥ずかしいレベルなのですが、あれだけ色々書いたのに解決したのを書かないのはどうかと思ったので書くことにしました。
具体的には、今自分が使っているLANケーブルはほとんど全て爪が折れているのですが、rigを動かした際などに少しマザーボードとLANケーブルの接触が悪くなったのが原因でした。そりゃ、マザーボード交換や配置変更した際は数日安定する訳です。LANケーブルを挿し直してるからちゃんとその時は刺さるんですもん。んで、数日経つと不安定になるのも、要はrigの角度などを変えて接触が悪くなるからですね。こんな初歩的なことに気付かなかったのが恥ずかしいですね。
つまり、broadcast stormか発生した際は、第一にどれかrigのLANケーブルが抜けたら接触不良が起こってないか確認するのが良いですね。多分抜けるだけなら他は巻き込まないんですが、接触不良だとモデムは認識するのにrigが応答出来ない状況が発生し、メモリオーバーで落ちるという感じだと思います。
まあ、解決して、ここ4日間ぐらいは安定してるのでよかったです。
ちなみに、GPUクラッシュ用のshellスクリプトはかなり安定的に動いているlogが読めるので、あれだけは作った価値がありました。よかったです。
ここからはただただ綴るだけのダラダラした文です。今後どうしようかなぁってやつです。
現在、BTCが2度目の分裂を終えてBTGを生み出しました。BTGはzcashと同じアルゴリズムを使用しているため、マイニングには同じツールが使えます。つまり、local.confのプールとウォレットを書き換えるだけで使えます。
採掘してみたい所ですが、ウォレット探しに困っているのが現状です。Coincheckが対応したら直ぐに数日間ほど掘ってみる予定です。diff調整の前に間に合うかなぁ。もしかしたらzcashのマイナーが減ってこっちの効率の方が高くなる可能性もあるので、ちょっと様子を見ます。
現在、大体4100-4400sols/sのハッシュレートで安定しています。利益としたら、大体1200-1400JPY/dayです。4.5万/月ですね。最近はzcashの相場が上がったりdiffが下がったりしているので、5万行くこともあります。
プールはnanopoolを使用して、ウォレットにはjaxxを使用しています。このウォレットはあまり負荷をかけないことを前提に作られているため、払い出しをちょっと重めに設定しています。
現在、大体マイニングを始めて総収入が10万行ったぐらいです。初期投資回収まであと40万といった所ですね。まあまだ先は遠いですが、ゆっくりと回収しようと思います。
最近は、特にGPUを買い足すこと無く、データ分析や安定化に集中していました。正直、仮想通貨の相場(主にBTC)が荒かったため、資金回収の概算が結構狂ってしまって再計算に追われてました。また、1070Tiが近々発売されるので、その情報集めなどもやってました。
データ分析に関しては、前の記事にまとめた感じが現状です。
とりあえず、これで回収出来るところまで少し平穏に過ごす予定です。そこそこ資金も尽きてきたので。
他には、知り合い4人ぐらいから仮想通貨の事・マイニングの事について色々問い合わせが来ました。マイニングってどんな事?仮想通貨の使い道は?企画書作って?などです。結構答えることにより、自分でも学べる事が多かったです。ただ、答えるごとにマイニングは長期戦になるという事が実感出来ました。
いずれは個人でマイニングで起業してファームとしてやっていきたいと思っていますが、いかんせん本業の方も忙しく、うまく着手出来ていない状態です。ただ、いずれは趣味の領域を超えて行きたいとは思っています。それぐらいにはやっていて楽しいと思えているので。
色々思ったことを綴っていましたが、結局の所は楽しくマイニングができれば良いなってぐらいです。
今後も色々コメントもお待ちしております。質問に関しては、間違ったことを答えてしまうかもしれませんが全力で考えて返答しますので、よろしくお願いします。
ではこのへんで
ではまた
iOS用ソフト「EtherMon」
最近は色々技術的な記事が多かったので、たまには雑談に近い記事を書こうかなと思います。
今回紹介するソフトは「EtherMon」というソフトです。
特にマーケティングというわけではなく、ただ使いやすかったので紹介をしたいだけです。
完全にethOS用のソフトなのです。最初は繋ぎ方が分からなくて苦戦していましたが、大体できたので紹介しようかなと。
何ができるかというと、仮想通貨のレートと、ethOSでよくrigの統括監視に用いているethosdistroのサイト、そして基本的なマイニングプールを1つのソフトでまとめて監視できるという事です。
(ethosdistroってなんぞやって人は、ethOSを起動した際に左上のパネルに表示されているpanelと書いてあるURLの事です。ここにアクセスすると同一IPのリグを統一監視出来ます)
使い方としては、インストールして起動するとこのような画面が表示されます。
この下のタブのethOSと言うところをタップするとhostnameを求められます。ここ、最初は自宅のグローバルIPかと思っていたのですが、ethosdistroのURLでいいんですね。
入力するとちゃんと現在稼働しているethOSの一覧が表示されます。
ちょっと惜しいところは、自動更新の機能がない所ですかね。1分か5分おきぐらいに更新してくれると嬉しかったです。
そして、MiningPoolの方は、まず入力項目が2つあります。上には現在使っている入金用のアドレスだけを入力してください。プールのURLは要りません。
そして、下の項目には現在使っているプールを選択してください。基本的なプールは大体確認しました。多分ethOSが元から入れている採掘ツールが掘れる通貨を対応しているプールはほぼ全て入っていました。ただ、NiceHashには対応していたか少し覚えていません。
この項目を入力し、connectをタップするとちゃんと現在のプールの状況が確認できます。
入金用のアドレスなので消さなくていいかな。
実際のnanopoolではタブ切り替えをしないと見れない項目も一覧にして表示してくれているので、かなり確認が楽になりました。
現在はnanopoolを使用していますが、Zcashの1.2を争うプールflypoolの接続も確認できました。
ちょっと惜しい点は、自動更新と、ssh接続に対応してくれればethOSに直接このソフトのみで繋げられたと言う所ですかね。まあでも、これだけでも十分なぐらい監視が楽になりました。今まではいろんなタブを往復して確認していたので。
基本的には無料のソフトです。ただ、広告削除には1200円のApp内課金が存在します。全然ソフト代として払う価値はあるレベルだと思います。sshがあればなぁって言うのが唯一心残りですが、多分マイニング用のiOSソフトの仲間入りしそうです。
現在、マイニングのために使用しているソフトは「EtherMon」「jaxx」「WebSSH」「OpenVPN」「Coincheck」の5つです。どうしてもssh接続は大事なのと、どうしてもローカルIPで対処しなきゃいけない時にOpenVPNを使用しています。NiceHashのソフトもインストールはしてみたのですが、採掘プールを変更してしまったため使わなくなってしまいました。また何か面白そうなソフトを見つけたら紹介しようと思います。
それではこのへんで
ではまた
GTX1080を除く1000番台型番におけるハッシュレートのベンチマークと効率に関する予想
前回効率を計算した記事では、あのころ所持をしていなかった型番でのベンチマークが取れず、あまり具体的な順序を付けられなかったですが、現在やっと1050Ti,1060 3G,1060 6G,1070,1080Tiの型番を揃えることが出来たため、比較記事を作ろうと思います。
また、gtx1070Tiが出た際には、購入して再度記事を書こうと思います。
それではまずベンチマークから。現在はZcashでの採掘を行っていますが、ハッシュレートや効率に関してはあまり他の通貨を採掘しても変化がないのがGeForceだと思っているので、たぶん参考になると思います。
sol/s(PL無) | Watt(PL無) | cost | sol/w | sol/cost | sol/(cost*w)[*10^5] | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1080Ti | 750 | 300 | 89000 | 2.5 | 0.008426966 | 2.808988764 | 玄人志向 White |
1070 | 400 | 150 | 47000 | 2.666666667 | 0.008510638 | 5.673758865 | ZOTAC mini |
1060 6G | 290 | 120 | 30000 | 2.416666667 | 0.009666667 | 8.055555556 | 玄人志向 |
1060 3G | 270 | 120 | 22000 | 2.25 | 0.012272727 | 10.22727273 | 玄人志向 |
1050Ti | 160 | 70 | 15300 | 2.285714286 | 0.010457516 | 14.93930906 | ASUS |
正直ですね、本当に微妙な値なんです。costは概算ですが、実際にgtx1060にはマイニング用モデルというものが存在し、通常とは異なるP106という型番のモデルがあります。それを用いればOC時の採掘効率は上がるのですが、いかんせん初期費用がいい感じに高く、微妙な値です。
ここからは自分が作りたい規模とかけられる投資金額に相談という所です。
正直な感想、このデータを見るに、自分だったら1060 3Gモデルを買い込むと思います。しかし、PL(PowerLimit)無しでは、最大効率を出しているのはgtx1070なのは合っているんですよね。いかんせんZOTAC miniのモデルがかなり安く出回っているのが理由だと思います。普通の玄人志向のモデルを買うとなると、初期投資がそこそこの値段になるため、投資金額を回収するのに時間がかかってしまいます。
では、初期投資を考慮した場合の最高値を出している1050Tiに関してはどうなのかというと、これに関してもデメリットは多少存在します。
たとえば、ライザーケーブル代が多くかかってしまう、マザーボードのポートを他に比べてより多く埋めてしまう、ParallelMinerなど6pin電源のみの電源を購入している際は1050Tiは補助電源を必要としないためかなり無駄になってしまう、などが挙げられます。
1080Tiに関しては、PLのチューニングを完璧に行うと、かなりいい値が出るという情報は見かけますが、自分はそのチューニングまでたどり着ける気がしないので、まとめてお金が手に入り、なおかつ安めのが見つかった場合のみ購入するようにしています。
そのため、現在GPUを購入する基準としては、自分は各型番の定価を抑えたうえで、かなり安めの中古GPUが見つかれば、1050Ti以外のモデルなら買うようにしています。
優先度で言ったら、1070>1060 3G>1080Ti>1060 6Gですね。正直、3Gも6Gも大差はないのですが、価格を見ている限り3Gモデルの方がお得な値段で売っているのでこの基準にしています。
そして、新品で購入する場合は、ZOTAO mini 1070 > 1060 3G > 1060 6G = 1080Ti >1070ですね。ただ、まとまったお金が手に入り、なおかつPalit 1080Tiの在庫確認が出来た際などは1080Tiを購入するようにしています。ZOTAC 1070は多少排熱に関して問題が残っていますが、それでもかなりコスパは良いので見つけたら出来るだけ買うようにしています。それでも在庫があまり世の中になく、ほとんど購入できていませんが。
多分効率だけで言った場合は、1080Tiはこんなに高い位置にはいないのですが、マイニングをやめた際に一番効率よく売ることが出来る型番が1080Tiだと予想しているので、購入順序はこうしています。1070を使う人は基本的に1枚しか使う人がいませんが、1080Tiの場合は1人で複数刺しを行う人が一定数いるため、高値で効率よく売却が出来ます。また、自分でも使い道があるためこちらを選んでいます。
通常の1070では、中古価格が大体ZOTAC mini の新品価格ぐらいなので、余りcost割りはよくない感じです。
この購入基準の理由としては、自分はあまりPLをしない・ワットパフォーマンスよりもSols/costを気にする、などです。そのため、初期投資をいくらかけても、ワットパフォーマンスを最高にしたいと考える方はまた基準が変わってくると思います。
確か、どの型番もPLとOCのチューニングを行った際、最高効率は3.1~3.4Sols/Wとどれもあまり差が出なかった記憶があるので、その情報が正しければ使用するマザーボードと電源容量がかなり選択肢を決めると思います。
コメントをくださった方には出来るだけちゃんと考えて返す予定ですが、正直GPUの相場変動が激しく、また採掘難易度も激しいため若干予想が付きづらいところがあります。
そのため、これらの記事のデータから自身で考察もしてみてください。また、こういう見方もあるんじゃないかという意見もあったらコメントをくれると幸いです。
まあ、正直なところ、中古ショップを漁って、いいのを見つけたら片っ端から買っていくのが正解だと自分は思っています。新品で購入しても回収に1年かかるため、どれだけ初期投資を抑えられるかが現在のキーポイントだと思っているので。
またコメントをお待ちしております。
それではこの辺で
ではまた
ネットワークに関する応急処置
とりあえず現状でできる手段をすべて使ってもスイッチングハブで発生するブロードキャストストームに対処ができなかったため、ネットワーク回線が落ちてもethOSは落ちていないということを前提にshellスクリプトをもう一枚書きました。今回はかなり簡単なもので、10分かからずに書き上げた雑なものです。
#!/bin/bash ip="192.168.1.99" INTERVAL=300 while true do ping -w 1 -n -c 1 $ip >> /dev/null if [ $? -eq 0 ] then #echo "clear" sleep $INTERVAL else #echo "not clear" time=date echo $time >> rebootlog.txt echo `bash "/opt/ethos/bin/r"` break fi done
ざっくりと解説しますと、同一ハブに繋がっているメインPCのIPアドレスが192.168.1.99なので、それに対してpingを5分おきに送信します。そして、もし応答がなかった場合は再起動のスクリプトを実行し、応答があった場合は再びインターバル5分に入ります。それをwhile trueで無限ループしてもらいます。
このスクリプトをethOSに転送し、前回同様custom.shに一行追記してバックグラウンドで実行します。もしネットワークが落ちてもethOS自体は生きていた場合うまく動作するはずです。もしネットワークと同時にOSごとフリーズした場合は撃沈します。
また、前回書いたshellスクリプトと今回のshellスクリプトの再起動時にいつ再起動を行ったかの履歴を別ファイルに追記し、再起動のタイミングを監視しようと思います。
とりあえず追記した2行はtime=dateとecho $time >> rebootlog.txtです。最初の1行目は日時の取得、2行目はrebootlog.txtへの追記です。
とりあえずこれで様子をみて、安定稼働してくれたらよかった程度に期待しておきましょう。
結果報告は次の記事で行う予定です。
とりあえずこの記事はこの辺で。
ではまた