時代に追いつくMining Log

マイニングが流行ってから一足遅れて世界に飛び込んだ人の日々の記録と成長を記録していきます

HDDマイニング(BurstCoin)について

最近更新が出来ていませんでした。原因はGPUの高騰とPC部品を足で探しに連日秋葉原に向かっていたためです。ただ、その成果はちゃんと出ました。なんとかhddマイニングの機材が一通り揃い、記事にできるレベルまでなりました。

詳しいやり方は毎回恒例のhyperbananaさんがまとめて下さっているので、実際にやる方はそちらを参考にした方がいいと思いますね。

hyperbanana.net

 

なので、自分が今回まとめるのは、手順よりもhddマイニングで要求されているスペックについてです。

 

まず、hddマイニングで必要な機材は、実際にマイニングを行うPCを1組と、Plotファイルというマイニングに用いるhdd用のファイル作成を行うPCの合計2台です。自分はPlot作成にRyzen7 1700、マイニング用にRyzen5 1400を用いています。hddはAmazonで購入したSeagateの4TBを5本です。

詳しい構成は

Plot用

・Ryzen7 1700

・DDR4 4GB

SSD 120GB

・gt710 1GB

マイニング用

・Ryzen5 1400

・DDR4 4GB

・16GB USB

・gt710

こんな感じです。グラボに関しては、Ryzenにグラフィック性能が無いため画面出力の為だけにこれを使っています。そのため性能で言ったら最下位レベルです。自分もこの型番は生まれて初めて買いました。

 

まず、Plot作成用のPCに要求される性能は

・hddの転送速度

・CPUのコア数

・メモリ領域

からぐらいです。逆にマイニング用のPCに要求される性能は

eSATAポート数

・メモリ領域

こんな感じです。Plot作成に現在4gbのメモリを用いていますが、やってみるともう少し欲しいという感じです。

 

実際にPCを組むにおいて構成で気にした点としては、できる限り省スペースで納めたい・5インチベイを使用して フロントからHDDの挿入と取り外しができる・CPUに高負荷をかけない程度のエアフローを確保する、という3点ぐらいでしょうか。

HDDマイニングの利点としては、ある程度の量までなら市販のPCケースに収めることが可能という点ですね。USBで外付けのタイプのHDDを使用している方もいらっしゃいますが、自分はHDDマイニングをやめた際に3.5インチタイプのHDDの方が使い勝手に慣れているため転用できると考えてそちらを購入しました。そのため、サイズに統一規格が存在するのでもしケースに収まりきらなくなってしまったとしても、MOD PCを作成する感覚でケースごと自作できますしね。また、NASなども使用することがあるためそちらに転用可能という点でこれを購入しています。

HDDの値段に関しては、まだGPUやメモリのようにAmazonより実店舗の方が安く買えるという逆転現象は起こっていなかったため、自分はAmazonで4TB*5本を購入しました。

 

ここからは組み立てとかソフトに関してです。

とりあえず、Amazonで買ったHDDがこちら。

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なんかこう、もうちょっとGPUみたいに迫力が欲しかったのが本音ですね。

 

そしてマイニングと演算用のPC部品がこちら。

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正直まさか自分がAMDのCPUを使う時がくるとは思っていませんでした。

 

適当にいい感じに組み立てて行きます。

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どうせならとコンセプトはMini-ITXでの小型PCの作成です。

 

が、思った以上にRyzenのリファレンスファンが大きいです。

そしてケースに入れて見た結果がこちら。

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面白いことに蓋が閉まりません。困りました。とりあえず蓋なしで回すと、今度は画面が映りません。

原因は、RyzenのCPUにグラフィック性能が付いていなかったのを忘れていたことです。

翌日、急いでGPUを買いに行きました。

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そうしたら良さげなケースも見つけたので同時に購入。どうせならフロントパネルからHDDの取り出しもしたかったので、5インチベイの拡張アイテムも同時に購入。GPUはgt710 1gbです。生まれて初めて買いました。世の中に4000円を切るGPUが存在していることに初めてこの時知りました。

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こんなファンでGPUが十分に冷えるっていうんですから、考えられない世界ですね。今までGPUは扇風機を当てるか水枕を付けないと冷却が追いつかない世界にいたので。

 

とりあえず買ってきたPCケースに移して行きます。

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そして、フロントから拡張スロットにさして行きます。

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ここで衝撃の事実。拡張スロットはCDドライブ専用なので表の高さが5インチ分無いのです。本来の5インチベイのサイズは下の写真の鉛筆で引いた線です。

仕方なく、切断することにしました。

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ベランダで切断した結果、ちゃんと開くようになりました。これで取り出しやすくなりましたね。

んで、スイッチングハブの下に無理やり収納です。

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逆光で見辛いですか、結構安定感ある収納で気に入ってます。

あとは、HDDを収納して、Windows10をインストールします。

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SSDに入ってたethOSを消し忘れて起動したところです。

ちなみに、部屋のモニターは一度外して一時的にプロジェクターで画面を見ています。モニターの再配置を行いたかったので。

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こんな感じで適当にインストールして、BurstCoinのQBundleをインストールします。

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あとは、plotファイルを適当に作って行きます。

自分は最初4TB分を一気に作ろうとして、半分ぐらい終わったところでなぜか作成ソフトが落ちてパーになったので、1TBずつぐらい作って行くことをオススメします。あれ、途中で止まると全部なかったことになっちゃうので。

 

現在、端からplotファイルを作り、実際にマイニングを行うためのPCの電源とケースを探し回っているところです。正直、3.5インチベイが多いケースって値段が高くなっちゃって、いいやつが見つからないのです。あと電源も現在割高になっていて、ちょうどいいのを探してます。

 

マイニングの方法とかセッティング方法はhyperbanana cafeさんのサイトを見ることをオススメします。62TB分ぐらいのplotファイルを作っている人なので、正直あちらのサイトの方がまとまっています。

自分も何とかそのサイズを超えたいとは思っているのですが、時間がなくて困っています。

 

 

 

最後に少し近況報告など。

GPUマイニングの方ですが、現在自宅で回しているとブレーカーの関係や瞬間消費電力の上限などで非常に不便な点が多く、近々どこかマンションを一部屋借りて、マイニング機材を全て移動しようと思っています。そうすればちゃんとした収支の計算もできていいかなと思っています。

ただ、賃貸かつ部屋のブレーカーまで200Vが引かれている部屋でないと2400W電源が使えないため電力不足になってしまいます。そこを考慮して現在苦戦中です。

またこのことでも進捗があったら記事にしようと思うので、待っていてください。

 

また、現在Ruby on railsの勉強でAutoSwitchingソフトの開発が一時的に止まってしまっています。その代わりに、ethosdisrtoからjsonファイルを直接取得して、温度やハッシュレート・消費電力をGUIで見やすく、かつ一瞬で以上を感知できるような見やすいソフトを開発中です。こちらもjsonファイルを扱うのが初めてなのでもう少々時間がかかってしまうと思いますが、気長にお待ちください。

 

それではこのへんで。

ではまた。