時代に追いつくMining Log

マイニングが流行ってから一足遅れて世界に飛び込んだ人の日々の記録と成長を記録していきます

GPU買い足しと初の故障

お久しぶりです。確定申告の事や、ethOSでの自動マイニング対象通貨切替を組んでいたら結構記事が空いてしまいました。

 

先日、どうも1070パリったんの調子が悪く、またethOSのドライバーも調子が悪いという二段構えを食らい、永遠に調整をしていました。その結果、ethOSは焼き直し、パリったんはほぼほぼ故障が確定しました。もともとpalit1070はバルク品で購入したため保証は効かず、とりあえず動作確認をしながらrigからご退却願いました。

つまり、1070ひとつ分のハッシュレートが低下する、ということでGPUの買い足しに秋葉原へ向かいました。ハッシュレートの上昇は大歓迎ですが、低下するのには耐えられませんでした。

 

いつもバルク品のパリったん購入で行きつけのドスパラで、いろいろ中古という理由で2000円ほど安くなっている1060 6Gモデルを2つ見つけてしまったため、まとめて療法購入。合計¥57,024でした。1つだと1070のハッシュレートに足りないかなぁって思ったので2つですね。

他には、大きめで回転数の早いファンを何個か買おうと思ったのですが、あまりいいのが見つからず、Amazonでの購入にしようと思ったぐらいです。

 

最近は設置のシーンの画像を挙げてないなぁと思いながらも、今回も残念ながらあげません。

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こちらがパリったん2つです。この子たちを括り付けて、1070を取り外しました。

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本当に認識が早いのは助かります。これで合計13本です。

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ethOSの方も簡単に全GPUを認識してくれました。ちょろいですね。

 

そして、合計のハッシュレートですが、約5050sol/sとギリギリ5000を超えることが出来ました。しかも、冷却が若干追い付かずにリミットがかかった状態で5000を超えられたので満足です。

 

まあ、でもこれで総投資が64万ぐらいとなってしまったので、また全額回収が遠のいてしまいました。

 

 

最近はZcashの高騰が続いて、とうとう8万アタックにも成功し、9万アタックが目前です。なんとかこれは年内に10万超えないかと思っています。

 

現在、CoinCheck内に約8万分のbtc、またjaxxに5.2zecを保持しています。なんとか合計が54万ほどになっています。これはわんちゃん今年の納税の免税額を超えてしましそうです。正直想定を超える高騰により、回収が半年ほど早まっています。「時代に追いつく」というブログの題名も、実はまだ追い付くどころか先を走っていた説がありましたね。今後にまだ期待していきたいです。

 

とりあえず、壊れた1070についてもう少し調査をして、直せたら直そうと思います。

 

 

来年の1,2月にはrigごと色々改造していく予定なので、それも記事に出来たらいいなと思っています。

 

 

また、別件ですが、23日に「C.B250A-BTV PRO V20」という型番の新しいマザーボードが出るらしいですね。

pc.watch.impress.co.jp

正直これも楽しみすぎてやばいです。最速入手してレビューを書きたいと思います。まあ、そんなに刺すGPUがないんですが。

なので、多分次の記事は確定申告についてか、自動スイッチスクリプトの完成についてか、このマザーボードについてだと思います。

 

ではこのへんで

 

ではまた

ethOSのmining toolいろいろと設定方法(NiceHashのGOXと直掘りについて)

最近はrigも安定稼働して、マイニングにおいては特にやることがない時間です。そのためマイニングに関する記事を書くこのブログでは書くことがあまりなくて更新も減って居ました。

ただ、仮想通貨の関連だと色々と激しいことが起こってもいましたね。多分トレーダーにとって一番大きいのは、BTCが200万を超えたことでしょうか。まあ、その後突き抜けて240万まで行ったら大暴落して150万付近まで落ちましたけど。しかも、今確認したら190万まで戻ってますし。もう何がなんやら状態です。他のアルトコインもつられて相場が乱高下しましたが、とりあえずはいつも通りの値段帯に戻ってきました。

ただ、Moneroだけは別で、一時期伸び率160%とかいう頭のおかしい数字を叩き出してました。残念ながらあのビックウェーブには乗れませんでしたが、Zcashを直掘りしている身としては一発ドカンと跳ねてほしいものですね。

 

直掘りといえば、NiceHashがGOXされましたね。時価総額76億円らしいです。2月前ぐらいからNiceHashを使うのを辞めて居た身としては被害を免れてよかったですが、ツイッターのフォロワーではかなり大勢が被害を受けたらしいです。未だにNiceHashはメンテナンス状態で、NiceHashMinerを使ってマイニングをして居た人たちが路頭に迷っているのをちょくちょく確認しています。自分もそうでしたが、NiceHashMinerを使っていると、マイニングのシステムが実際はどのようになっていて、NiceHashMinerを使うことでどれだけ楽になっているかがわからないため、その辺も含めて今回は解説をして行きたいと思います。これでZcashのdiffが上がっちゃったらどうしよう・・・

 

 

まず、色々種類のある仮想通貨ですが、各々の仮想通貨は暗号化方式(アルゴリズム)を持っています。たとえば、BitCoinはSHA-256、ethereumはEthash、Zcashはequihashなどです。マイニングにおいてはこのアルゴリズムが重要で、各アルゴリズムに対してマイニング用のツールが作られています。例えば、claymoreはEthashだったり、ewbf-zcashはequihashだったりですね。そのため、自分が採掘したい仮想通貨のアルゴリズムに対応したマイニングツールを用いて行います。仮想通貨が異なったとしても、アルゴリズムが同一なら同じツールを使用することができます。

また、使用する機材がAMDGeForceかCPUかでも使用するツールが基本的には異なってきます。例えば、claymoreAMDのみの対応、ewbf-zcashはGeForceのみの対応などです。理由としては、AMDGeForceでは使用するドライバーが異なるからです。GeForceならCUDAですね。AMDだとなんだったか忘れました。OpenCLだった気もしますが、使わないのでごめんなさい。

 

基本的には、使用機材と採掘対象通貨のアルゴリズムに基づいてマイニングツールを選択します。そのため、ethOSには多めのマイニングツールがインストールされています。

 

そして次にプールと呼ばれる物です。プールとは、Supernovaとかflypool、nanopoolなどが有名どころですかね。個人規模のハッシュレートでは新しいブロックの発見ができないため、プールで登録している人たちのハッシュレートを合わせてブロックを発見し、報酬をハッシュレートに基づいて分配する場所です。基本的に仮想通貨側は最初にブロックを発見したところに報酬を全額渡すので、分配ということができないために生まれたシステムです。これにより小さい規模でもマイニングを行えるようになっています。

 

最後にみんながよく使うウォレットです。プールでは報酬を一定金額までは貯められますが、期限や限界量があるため定期的に払い出しを行わないといけません。その先に使われるもので、jaxxやCoinomi、FreeWalletなどが有名どころであります。CoinCheckやbitFlyerはウォレットとしても使えるのですが、基本的には取引所なのであまりあそこに溜め込まないほうがいいらしいです。また、jaxxは軽量化のためにサーバーの規模をそこまで大きくして居ないらしく、マイニングなどの払い出しで特に短期間で大量に払い出しを行うなどには使用するなと規約に書かれて居ます。多分多くても5回/dayぐらいで抑えるのがベストだと思います。払い出しの量はプール側で設定できるので、もしjaxxを使用する際はちゃんと調整をしないとアカウントが凍結させられる可能性があります。

 

 

基本的に直掘りを行う際は、この3つを用意すればマイニングを始めることができます。手順としては、

1.ウォレットでアカウントを作成し、マイニング対象通貨の受け取り用のアドレスを新規発行する

2.マイニングツールをダウンロードする

3.プールのアドレスとポート番号を調べる

4.マイニングツールの基本設定にウォレットアドレス・プールのアドレスを書き込んで起動する

これで完了です。プールのアドレスとポート番号は、基本的にはそのプールのサイトに書いてあります。nanopoolでzcashをマイニングする(現在の自分の環境)なら、以下のサイトで確認できます。

zec.nanopool.org

アドレスはzec-jp.nanopool.orgでポートは6666か16666ですね。他にも色々プールは存在するので、プール探しも案外面白いものなのでやって見てください。

 

また、ethOSの場合は、このへんの設定を全部local.confに書き込んでください。そうすれば起動時に引数として自動で設定されます。

 

 

今回GOXされたNiceHashはこれら3つをまとめて運営しています。そのため、NiceHashMinerに自分のサイトにあるアドレスと入力すると、そのアカウントに蓄積されて行きます。Unpaid Balanceとあったのは、NiceHashのプール側からウォレット側に払い出されていない部分のことを指していました。

 

Windowsでマイニングを行なっていた方々は、これでまた引き続きマイニングを行うことができます。頑張って見てください。

 

 

そしてこの記事の本題はここからです。ethOSにインストールされているマイニングツールがそこそこの量存在します。自分でも把握しきれて居なかったので今回はそれをまとめて見ました。

マイニングツール名・対応GPU・対応アルゴリズムの順に記載して行きます。アルゴリズムの後ろのカッコ内は、そのアルゴリズムを用いている代表的な通貨を指します。

 

claymore

amdのみ対応/Ethash(ethereum)

claymoreのDualMining機能での追加対応は以下のとおり

blake256(decred),blake2b(Siacoin),SHA-256(Pascal),(Lbry)

(Lbryは例外的に暗号化をしていない通貨のため、アルゴリズムが存在して居ません)

 

・ethminer

nvidiaamd両方対応/Ethash(Ethereum)

 

・sgminer-gm-xmr

amdのみ対応/CryptoNight(Monero)

 

・ewbf-zcash

nvidiaのみ対応/equihash(Zcash)

 

・sgminer-gm

amdのみ対応/Lyra2v2(Monacoin)

 

claymore-zcash

amdのみ対応/equihash(Zcash)

 

・ccminer

nvidiaのみ対応/CryptoNight(Monero)・Lyra2v2(Monacoin)(アルゴリズムをLyra2v2に変える場合は起動時の引数に-a lyra2v2と入れる)

 

・dstm-zcash

nvidiaのみ対応/equihash(Zcash)

※このツールはもともとZcash用に作られているが、ethOSにはBitcoinGold用としてアップデートで追加されたツールである。アルゴリズムはどちらもequihashなので両方に使用できる。

 

claymore-xmr

amdのみ対応/CryptoNight(Monero)

 

・optiminer-zcash

amdのみ対応/equihash(Zcash)

 

・gatelessgate

amdnvidia両方対応/equihash(Zcash), Ethash(ethereum), CryptoNight(Monero), SHA-256(Pascal), NeoScrypt(FeatherCoin)

※このツールについては、あまりちゃんとした情報が得られなかったため、対応通貨に関しては参考程度にお願いします。

 

 

以上がethOSに導入されているマイニングツールである。globalminerの引数に上記のマイニングツール名を書き込めば使用できます。

 

自分的には、amdnvidiaの両方に対応しているツールが存在して居たことと、gatelessgateというツールのヤバさですね。あるもの全部詰め込んだ感じです。githubを見る感じ、ccminerなどのツールをまとめて自動で指定したツールに切り替える機能を実装したようなことが書かれて居ました。まあ、それが本当だとしても、大体の通貨はこのツールでマイニングできそうですね。

 

今回の記事は、どちらかというと自分で調べた数多くのツールがどんなアルゴリズムに対応しているかを一度まとめたかっただけの感じはあるので、あまり見やすいものにはなってないかもしれません。あと、間違いがあるかも。

 

ただ、これが分かっていれば、新しくICOをマイニングしたいというときなどに、どのツールを使用すればいいかがわかるので、あると便利だと思いました。参考程度に見てみてください。ethOSのアップデートなどでツールの追加がされた場合はそれについても調べて行きたいと思います。

 

 

それではこのへんで

 

ではまた

 

 

 

---12/12追記---

どうやら調べるのが足りなかったらしく、実際にethOSのディレクトリを探して見たら、他のツールも色々出てきました。

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これが実際に探し出したディレクトリなのですが、cgminer-skeinとsilentarmyというツールが初見ですね。

 

調べて見たら、cgminer-skeinというツールは、SkeinCoinという通貨のマイニング用にcgminerをチューニングして作られたツールらしいです。対応アルゴリズムはskein-SHA2というものらしいです。多分使用する機会はないと思いますが、気が向いたらちょっといじってみます。

ちなみに、gitHubはここですね

GitHub - reorder/cgminer_skein

 

silentarmyはかなり数多くのGPUに対応したZcashマイニング用ツールらしいです。amdgeforceはもちろんのこと、IntelGPUXeon Phiにも対応しているらしいです。どれだけの効率が出るかはわかりませんが、対応量がやばいですね。

ちなみに、gitHubはこちらです。

GitHub - mbevand/silentarmy: Zcash miner optimized for AMD & Nvidia GPUs

 

また、ccminerでMonacoinがマイニング可能なことを確認したため追記しておきました。一応これでethOSでもRadeon/GeForce共にMonacoinがマイニング可能ですね。

 

マイニングに関する確定申告と近況報告

お久しぶりです。最近マイニングはあまり変化もなく安定稼働してくれているので特に記事にすることがありませんでした。しかし、12月にも入り年もあと1月で変わろうとしているため、確定申告の関係で色々情報が出はじめたので、そこらへんも一緒に書こうと思います。

 

とりあえず、12/1付けで国税庁から発表がありました。

https://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/joho-zeikaishaku/shotoku/shinkoku/171127/01.pdf

 

このpdfによると

いわゆる「マイニング」(採掘)などにより仮想通貨を取得した場合、その所得 は、事業所得又は雑所得の対象となります。

この場合の所得金額は、収入金額(マイニング等により取得した仮想通貨の取 得時点での時価)から、必要経費(マイニング等に要した費用)を差し引いて計算 します。

なお、マイニング等により取得した仮想通貨を売却又は使用した場合の所得計 算における取得価額は、仮想通貨をマイニング等により取得した時点での時価と なります。

 

こうあります。これがまたややこしいので、それについても書きます。

 

それにしても、仮想通貨取引についてをメインに発表しているので、マイニングに関してはあまり情報がのっていませんね。雑所得に区分されるというのはそこそこ前から情報は出ていたため覚悟はしていましたが、やはり税率は高くて驚いています。

 

 

 

まずは、「雑所得」の税率から書こうと思います。

所得税」には10個の区分があり、9個までに分類されないものを10個目として「雑所得」に分類します。

具体的な税率は、

 

①195万円以下:所得金額x5%
②195万円超330万円以下:所得金額x10% – 97,500円
③330万円超695万円以下:所得金額x20%- 427,500円
④695万円超900万円以下:所得金額x23% – 636,000円
⑤900万円を超1,800万円以下:所得金額x33% – 1,536,000円
⑥1,800万円超4,000万円以下:所得金額x40% – 2,796,000円
⑦4,000万円超:所得金額x45% – 4,796,000円

media.mid-works.com

 

こうなっています。免除額はそこそこありますが、やはり高いですね。また、これに住民税の10%もかかってくるので、基本的には15~55%となります。

 

また、所得税免除の金額が存在します。

「一定の給与がある人は副収入での20万円以下」

または

「給与が存在しない人は38万円以下」

この2つの条件のどちらかに当てはまる人は申告をした場合に免除を受けられます。インターネットで調べると免除額は20万円以下とよく出てきますが、今回マイニングは勤務をして給与をもらってない人(学生など)も多いイメージなので、どちらかというと38万円以下という条件も知られて欲しいと思います。

 

また、他の所得税での損失と相殺はできませんが、設備費や経費などで収益から税金対象金額を減らすことができるので、購入の際のレシートなどはやはり取っておくのが正解でしたね。自分は総投資金額を記録するためにも全部保存してあるので、60万程度差し引くことが出来そうです。

また、電気代やマイニング用に家を借りている場合は家賃なども経費として適用されるので、電気代の明細書なども使用することができます。これに関してはかなり大きいと思います。いかんせんバカみたいに電気を食うのでね。

 

 

 

次に、国税庁から発表された本文の解読をしていきます。正直、自分は経済や税理が専門ではないので、申告期日が近づいたら知り合いの税理士に相談する予定ですが、それまでに自分で揃えられる書類は揃えたいので、そのためにも解読をします。ちゃんとした解読を読みたい場合は他のブログなどを調べてみてください。

 

多分マイナーで一番困る点は、「この場合の所得金額は、収入金額(マイニング等により取得した仮想通貨の取 得時点での時価)から、必要経費(マイニング等に要した費用)を差し引いて計算 します。」この一文だと思います。てか、正直これ以外困る点はなさそうな気が。

色々な方と話しましたが、「仮想通貨の取得時点」がどのタイミングのことを言うのか、と言うところが一番の論点になりそうです。考えられるパターンとしては、

 

1.自分のウォレット(オフラインウォレットのみ)に送金されたタイミング

2.自分のウォレット(オンラインウォレットを含む)に送金されたタイミング

3.ブロック発見時(プールマイニングの場合はUnpaidBalanceが増えたタイミング)

 

この3パターンだと思われます。

オンラインウォレット、つまり秘密鍵を自分が管理していない場所に送金された場合を果たして所得と言えるのかどうかです。

 

まずは1について。これはちゃんと自分のものとして確定できる明確なタイミングだと思われます。ただ、この問題点としては、オンラインウォレットのみで動いてる人のパターンです。もしオンラインウォレットを所得と見なさない場合、自分などはマイニングの構成を

nanopool→jaxx→CoinCheck→日本円→振込

としているため、所得は振り込まれたタイミングでの金額となります。ただ、そうなると振込を行わなければ今年の所得は0となります。果たしてこれでいいのかというところですね。

 

次に2について。これは正直一番ありえる選択肢だと思われます。poolから送金されて、自分のウォレットに届いたタイミングです。ただこれにも問題点があり、nanopoolはpaymentの記録を全て遡れるのですが、flypoolは過去100件のみしか遡れません。つまり、払い出し回数を多く設定して、またかなりの量をマイニングしている人は遡って送金された時間を確認することが出来ません。つまり、その時の時価を調べることが出来ないのです。また、poolを様子を見ながら変更している人は全部の履歴を探すのも大変です。

 

最後に3について。正直これが選ばれると作業量で死にます。秒単位でブロック生成が行われているので、まずどのブロックを自分が使っているpoolが発見できたかを遡って調べ、公式サイトから何番目のブロックが何時に生成されたかを確認し、そのタイミングでの時価を調べ、そのブロックでの何割がpoolから支給されたかを調べ、所得を算出することになります。正直これはやばいです。多分ないと思いますが、1の選択肢に比べたらまだ可能性はある選択肢なので、ちょっと恐れています。

 

また、NiceHashMinerを使用している人もかなり多いので、その場合はどうなるのかも非常に疑問です。正直、自分も最初はNiceHashMinerでマイニングを行なっていたので、収益計算が非常に大変です。

 

このへんも含めて年明けぐらいに聞きに行こうと思っています。でないと虚偽申請になってしまうのでね。

 

なので、自分は今2の選択肢を想定して、総収益を計算するツールの作成をしています。内容としては、指定したpoolからpaymentの履歴を取得し二次元配列に代入し、取得通貨のヒストリカルデータを取得、それらを参照して総収益を計算する感じです。

 

ちょっとぶつかっている点は

・一般公開の予定なので、どれだけのpoolに対応したコードを書けばいいか

ヒストリカルデータをいかにして取得してくるか

この2点です。自分が使用しているnanopoolと過去に使っていたflypoolは対応する予定ですが、supernovaやNiceHashなど色々あるので対応させるのが非常に大変そうです。また、Zcash以外にもethやBTG、Moneroなどもメジャーでマイニングされているため、そこのヒストリカルデータを取得する場合データ量が膨大になりすぎるので、そこもどうしようか考えています。最悪サーバを自宅で構築し、関数状態にする予定です。

 

また、取得しきれないことも考慮して、定期的にpaymentの履歴をバックアップするソフトも作成して行こうと思います。

 

 

さて、この流れで近況報告と予定について書いていきます。

現在のハッシュレートは4700~4900sols/sでマイニングを行なっており、66000~77000円/monthぐらいで安定しています。あのBTCの乱高下に伴うアルトコインの相場乱高下にzecとRippleは耐えてくれました。特に暴落も高騰もせずに安定した価格を出してくれるのは非常に通貨として安心できますね。

 

そして予定です。最近は特にGPUの買い足しなども行なっていません。これといって目星い物もなく、GPU自体もかすかに値上がりしているため、まだ買い時ではなさそうな気がします。また買い足した場合などは記事にして行こうと思っています。

他に、現在3つのソフトウェア開発の構想を作っています。

・確定申告用に総収益を算出するソフト

・poolのpaymentをバックグラウンドで取得しバックアップを取るソフト

・NiceHashMinerのような、相場とdiffから自動で収益算出と最大効率が出る通貨に切り替えるシェルスクリプト

多分上2つはjavaでの作成になります。もともと自分の専門がjavaだったので、C言語とか使えません。かすかにpythonが扱えるぐらいですが、正直電卓程度です。

 

多分最初にシェルスクリプトが完成しそうな気がします。総収益の計算は最悪今年はExcelでやっていく予定なので、完成したら運が良かった程度に思ってください。

またこの辺のソフトも完成したら一般公開していく予定なので、良かったら使って見てください。GUIを作るのは下手なので、機能だけ実装した見た目は安っぽいソフトになると思います。

シェルスクリプトも完成したら一般公開する予定なので、良かったら使ってくださいね。多分面白い感じに出来上がる予定です。

 

 

それではこの辺で

 

ではまた

ethOS 1.2.6リリースとアップデート内容

3日前ぐらいに、ethOS1.2.6がリリースされました。今回のアップデートは内容的にもそこそこ嬉しいものですね。

 

まず、今回のアップデート内容を一通り書いていきます。

Radeon用マイニングツールclaymore-xmrの追加

GeForce用マイニングツールdstm-zcashの追加

・ethosdistro.comのパネルや電圧履歴を見られるように仕様変更

・マイニングツールの一括アップデートコマンドupdate-minersの追加

・コンフィグの一括リセットコマンドreset-configの追加と変更

・コンフィグファイルの引数にrigpool1,rigpoolpass1,wallet/rigpool2,rigpoolpass2とラグごとのプールやパスを設定可能に

・コマンドnvflashの追加

 

新規追加機能はここら辺です。バグ修正にglobalfanコマンドがGeForceにうまく適用できない例があったらしく、そこを修正したなどです。

詳しく見たい方は、http://ethosdistro.com/changelog/ で原文を読んで下さい。

 

正直、btcの分岐でbtgが出来てからequihashのマイニングが流行り始めて、今までewbf-zcashしかGeForceでのequihashマイニングツールが無かったのですが、BitCoinGold用のツールがそのまんま流用出来るため最適化がより進んだツールが増えて来て嬉しい限りです。

 まあ、あいも変わらずzcashをマイニングしているのですが。

 

実際にアップデートをしてみました。

今回は出先でsshからアップデートです。

 

ssh接続して、定番のコマンドsudo ethos-update && sleep 5 && rを打ち込みます。

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ちなみに、このコマンドの実行前に再起動をしておかないと怒られます。自分はそれで怒られました。

実行すると、アップデートしてるから待ってねと言われます。

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この時点でsshは切っても大丈夫ですが、ちょっと心配だったので繋いだままにしていました。完了するといきなりssh接続が切れます。そりゃ、コマンド的に終わったら5秒後に再起動するんですもんね。

 

無事再起動が終わるとちゃんとバージョンは1.2.6になっていました。

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1番上に書いてありますね。

所要時間は10分程でした。前回のアップデートよりは内容が少なかったので早かったですね。

 

特にハッシュレート向上などは有りませんでしたが、他のツールが使えるようになるとなるとアップデートする方は十分にありますね。

自分的に1番怖いのは、OSを入れているUSBが8Gなので、容量的にいつか超えるんじゃないかというところぐらいです。

 

近々もう1つのツールでのハッシュレート比較もしようと思います。また、ethOSにマイニングツールを導入するというのもやってみたいので、そこら辺も出来るようになれたら良いなと思っています。

 

今回の記事はアップデートをしましたというだけで終わろうと思います。また何かあったら書いていくのでよろしくお願いします。

 

ではここらへんで

 

ではまた

近況報告や今後について

最近仮想通貨の相場が荒れてて記事を書く暇がありませんでしたが、やっとひと段落ついたので書こうと思います。

 

主に荒れていた原因としては、btgの正規サービスの開始や、BCHの分岐発表、トドメにb2xの分岐中止の発表などですね。正直、b2xの分岐を収益を増やす契機にしようと思っていたので、ここにきての中止は結構痛手でしたが、まあある意味安定が早くきたので助かった面もあります。これ以上荒れると疲れが増すだけなので。

 

btgの正規サービス開始に伴って、マイニングをZcashからbtgに変えようと思っていたのですが、あまりマイニングの収益は変化がなさそうなので、rigの設定はそのままnanopoolでZcashをマイニングしています。

また、一時的にNiceHashでのequihashの収益が倍以上になるという状況が今日の昼頃にありました。ただ、それも1時間程度で終わってしまったので、一時的にproxyをNiceHashに変えましたがまた戻しました。あんまり目立った収益は見込めなかったので。

ただ、これをきっかけに、ethOSでのNiceHashの繋ぎ方をマスターした感じはしました。そんなに実は難しくなかったですね。

 

他には、btcの分岐中止に伴う大暴落に関して、一時的にCoinCheckに入っている残金をRippleに移しました。あの乱高下にはついていけなかったですね。本当はZcashにしたかったのですが、Zcashも最高値を更新し続けていたので、どうしようもなかったです。偶然いつもと同じような価格を出していたRippleを選びました。あの仮想通貨は他の通貨と違って、半分ぐらいは中央で価格を調整していると記憶していたので、そんなに乱高下はしないと思います。

一時期CoinCheckの総資産は11万まで行っていたのですが、btcの大暴落に巻き込まれて87000円まで落ちてしまいました。まあでも、今のbtcの価格なら75000円まで落ちてもおかしくなかったので、なんとか損失を抑えられたと思います。

 

現在、BCHの大暴落と、それに伴うその他アルトコインの上場が起こっています。特にZcashは韓国だったか中国だったかの発表で再び最高値を更新し続けています。今保持しているzecを逃してもいいのですが、結構zecの相場には信頼を置いているので、今の所その予定はないです。

 

jaxxの方では、総資産は78000円ほどなので、合計で16万ほどの収益が出ています。案外順調に投資分を回収できています。現在の総投資がおよそ58万ほどなので、相場の上下をざっくりと考慮に入れると大体あと半年ほどで回収できそうです。

今回の乱高下でもう少し収益を出せていればと思いますが、まあ仮想通貨取引をメインにやっている訳ではないので、十分でしょう。

 

現在は、1070Tiを含めたGPU12本で、4800sols/sほどのハッシュレートでマイニングを行っています。大体5万/monthほどです。

 

近況報告はこれぐらいですかね。

ここからは今後の予定についてです。

 

とりあえずZcashをメインにマイニングをしていき、たまにICOのマイニングをしていく予定です。面白そうな仮想通貨を見つけたらちょっとプロファイルをいじっていく予定です。

GPUに関しては、相変わらず安いのを見つけたら買い足していく予定ですが、あまり最近は見つからず追加購入できていません。秋葉原に行く時間もそんなに取れていないので。

他には、GeForceのVoltaが一般家庭用のモデルとして2000番台を作っているので、発売されたら一通り全モデルを購入してベンチマークを取ろうと思います。今はマイニングを行なっていますが、元々の趣味は自作PCのそれに伴うベンチマークの取得なので。その時にはハッシュレートが多分1万を超えると思います。発売までに50万円ほどを集めなければいけないので、その分ぐらいはマイニングで集められたらなと思っています。

次に、周りの投資家や企業経験者などのツテをたどって、マイニングファームの案件が色々降ってきています。それに関して企画書や試算を行なっています。もしかしたらマイニングに関して起業するかもしれません。これに関してはまだ確定した内容が少ないためあまり書けませんが、自分自身面白い方向に進めたらなと思っています。また、これに関して、マイニングに関する小物や使いやすい物を作っていけたらと思っているので、心の片隅ぐらいで期待しといてください。

 

 

マイニングに関してはこのへんまでです。ここからは、自分のPCに関して最近やったことをただただ綴っていきます。

 

一番大きいのは、BenQの240Hzモニターを買いました。オーバーウォッチがすごい快適にできます。感激しましたね、あれに関しては。

でも、1080Tiひとつで、4KとFullHD2枚繋ぐと240Hzがメモリの関係上出なく、年度末ごろにメインPCの増設を行う予定です。予定では1080TiのSLIにします。それに伴って本格水冷の配管変更をしようかなーと。多分配管変更をしていると、マザーボードやCPUも変えたくなって、CoffeeLakeに変えると思います。現在マザーボードはMAXIMUS VIII HEROを使っているのですが、もうそろそろ型落ちになってきたので丁度いい機会だと思います。それに伴って、マザーボードとi7 6700kに適当なGPUを刺してゲーミングPCとして出品か知り合いに売りつけようと思います。丁度モニターも余っているので、全部セットでそこそこの値段で売れそうですね。そのお金はマイニングにいく予定です。

 

 

自作PCからここまで趣味として色々できていることにとても楽しさを感じているので是非とも仮想通貨は将来的に伸びて欲しいと思っています。

 

最近このブログの閲覧数も伸び、コメントもかなり付くようになってきて非常に嬉しいです。今後ともよろしくお願いします。

 

それではこのへんで

 

ではまた

 

Palit 1070Ti ベンチマークについて

とうとう日本でも発売しました!1070Tiです!

今回のモデルは、GeForceから1070Tiのスコアが1080を超えないようにオリジナルモデルのOCが制限されています。そのため、基本的には特にオーバーチューンしない場合はどのモデルでもハッシュレートは変わらないはずです。

そのため、最安値であるPalitのモデルを秋葉原で深夜販売が行われたので買いに行ってきました!

価格は59,940円です。他のモデルだと60,000を超えているので、かなり安いですね。

 

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Palitはいつもバルク品でしか出会っていないので、新品は多分初めての購入です。今後ともよろしくお願いします。

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付属品はCD-ROMと薄い冊子が一冊で、特に補助電源用コードなどは付属していませんでした。

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前後と側面の写真も一応上げときます。補助電源は8pin1つで、2スロットサイズ、いつものツインFanで、出力端子はいつものDVI・HDMI・DisplayPort×3です。

いつもと比べても特に変化はなく、感想としても、Palit可愛いぐらいしか出てきませんね。

 

とりあえず、いつものように固定しました。もう固定するスペースが無いので、次のrigフレームを考え始めないといけませんね。

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とりあえず適当に配線して起動してみました。

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一発で認識してくれるのには本当に助かってます。

名前が表示されていないのが1070Tiですね。どうやらモデル名はまだCUDAドライバーに登録されていないらしいです。

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ethOSの方では名前の代わりな通し番号が書かれました。まあ、分かるから良いんですけどね。

 

そして、皆様が気になるであろうハッシュレートの方ですが、

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PL無しでこんな感じでした!!!

GPU04が1070Tiなので、消費電力が180W前後でハッシュレートが

460sol/sでした!

 

本当に、ちょうど1070と1080の間に収まっています。原価もそのレベルなので、本当に微妙な感じですね。

 

取り急ぎこの程度だけメモをしておきます。またちゃんとチューニングをして効率が上がったらその分もデータを取って記事にしようと思います。

 

興味があって買おうと思っている方は是非参考にして下さい!!!!

 

 

それではとりあえずこの辺で

 

ではまた

ネットワーク問題の解決と今後について綴った記事

えっとですね、ネットワークの問題について解決しました。原因についてですがかなり初歩的で記事にするのも恥ずかしいレベルなのですが、あれだけ色々書いたのに解決したのを書かないのはどうかと思ったので書くことにしました。

具体的には、今自分が使っているLANケーブルはほとんど全て爪が折れているのですが、rigを動かした際などに少しマザーボードとLANケーブルの接触が悪くなったのが原因でした。そりゃ、マザーボード交換や配置変更した際は数日安定する訳です。LANケーブルを挿し直してるからちゃんとその時は刺さるんですもん。んで、数日経つと不安定になるのも、要はrigの角度などを変えて接触が悪くなるからですね。こんな初歩的なことに気付かなかったのが恥ずかしいですね。

 

つまり、broadcast stormか発生した際は、第一にどれかrigのLANケーブルが抜けたら接触不良が起こってないか確認するのが良いですね。多分抜けるだけなら他は巻き込まないんですが、接触不良だとモデムは認識するのにrigが応答出来ない状況が発生し、メモリオーバーで落ちるという感じだと思います。

まあ、解決して、ここ4日間ぐらいは安定してるのでよかったです。

ちなみに、GPUクラッシュ用のshellスクリプトはかなり安定的に動いているlogが読めるので、あれだけは作った価値がありました。よかったです。

 

 

ここからはただただ綴るだけのダラダラした文です。今後どうしようかなぁってやつです。

現在、BTCが2度目の分裂を終えてBTGを生み出しました。BTGはzcashと同じアルゴリズムを使用しているため、マイニングには同じツールが使えます。つまり、local.confのプールとウォレットを書き換えるだけで使えます。

採掘してみたい所ですが、ウォレット探しに困っているのが現状です。Coincheckが対応したら直ぐに数日間ほど掘ってみる予定です。diff調整の前に間に合うかなぁ。もしかしたらzcashのマイナーが減ってこっちの効率の方が高くなる可能性もあるので、ちょっと様子を見ます。

 

現在、大体4100-4400sols/sのハッシュレートで安定しています。利益としたら、大体1200-1400JPY/dayです。4.5万/月ですね。最近はzcashの相場が上がったりdiffが下がったりしているので、5万行くこともあります。

プールはnanopoolを使用して、ウォレットにはjaxxを使用しています。このウォレットはあまり負荷をかけないことを前提に作られているため、払い出しをちょっと重めに設定しています。

 

現在、大体マイニングを始めて総収入が10万行ったぐらいです。初期投資回収まであと40万といった所ですね。まあまだ先は遠いですが、ゆっくりと回収しようと思います。

 

最近は、特にGPUを買い足すこと無く、データ分析や安定化に集中していました。正直、仮想通貨の相場(主にBTC)が荒かったため、資金回収の概算が結構狂ってしまって再計算に追われてました。また、1070Tiが近々発売されるので、その情報集めなどもやってました。

データ分析に関しては、前の記事にまとめた感じが現状です。

とりあえず、これで回収出来るところまで少し平穏に過ごす予定です。そこそこ資金も尽きてきたので。

 

他には、知り合い4人ぐらいから仮想通貨の事・マイニングの事について色々問い合わせが来ました。マイニングってどんな事?仮想通貨の使い道は?企画書作って?などです。結構答えることにより、自分でも学べる事が多かったです。ただ、答えるごとにマイニングは長期戦になるという事が実感出来ました。

 

いずれは個人でマイニングで起業してファームとしてやっていきたいと思っていますが、いかんせん本業の方も忙しく、うまく着手出来ていない状態です。ただ、いずれは趣味の領域を超えて行きたいとは思っています。それぐらいにはやっていて楽しいと思えているので。

 

色々思ったことを綴っていましたが、結局の所は楽しくマイニングができれば良いなってぐらいです。

今後も色々コメントもお待ちしております。質問に関しては、間違ったことを答えてしまうかもしれませんが全力で考えて返答しますので、よろしくお願いします。

 

ではこのへんで

 

 

ではまた